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院内研修

 

新人研修をはじめとして、WOC領域(Wound Ostomy Continence)の院内研修を随時行っています。

​コロナ禍においては、WEB研修で対象職種の方には全員聴講していただいています。(法人内限定公開)

その一部をご紹介します。院外の方でも、ご希望があれば勉強会お引き受け致します。

新人研修
 褥瘡を見れば
   ケアがわかる

褥瘡はまず予防。何を塗るか、何を貼るかよりもまずはケアが重要になります。自分たちのケアの振り返りも含め、症例写真を多数提示し、褥瘡の部位と形からケアの方法がわかるようにします。

新人研修
 適切なおむつの選択と
 当て方の基礎

高齢の方のご入院の多い当院では、おむつを使った排泄ケアは基本となります。間違えたおむつの選択や使用方法でスキントラブルやモレなどが起こらないように新人研修で基礎的な指導を行います。また、退院指導の一環として北区採用の紙おむつの特徴や選択方法についても軽く触れていきます。

新人研修 
 褥瘡予防の観点から考えた体幹抑制の設置方法

私個人的には抑制をなくしたいと思っています。しかし、臨床の場においてやむを得ず、代替え方も有効でなく、生命を脅かすような危機的状況の時にはやむを得ず抑制をせざるを得ない場合があります。その時に抑制帯をすることで傷ができたり事故が起きないように正しい使用方法についての研修を行います。

創傷管理
~創傷被覆材の選択~

創傷治療を行う上で、創傷被覆材を有効活用することは、創傷治癒促進、マンパワー削減の意味からも非常に重要です。多種多様な創傷被覆材が発売される中で、創傷にあった創傷被覆材が選択できるようにします。

 

湿潤療法の常識が変わった!
~Estimation法を利用した創傷管理~

過度な浸出液は創辺縁の正常な皮膚をも浸軟させ表皮化を阻害します。褥瘡をはじめとする、慢性創傷の浸出液にはMMP(たんぱく分解酵素)がが多く含まれ過剰な浸出液は治癒遅延を招きます。また、浸出液はバイオフィルムの栄養源となるため、感染管理の面からも浸出液の管理が重要となります。褥瘡の評価スケールDESIGN-Rの点数から創傷被覆材を選択するEstimation法についてのお話です。

 

ラップ療法Topics
 

湿潤環境が創の治癒を早めることは現代当たり前となっている。しかし、過度な湿潤環境の悪影響についてTIMEのコンセプトのアップデートでも新たに述べられている。創傷被覆材が在宅でも使用しやすくなりラップ療法についても見なおす時期が来ている。

ストーマ装具交換手順
 
脆弱な皮膚を守ろう
~Skin Tear~

高齢者の薄くて脆弱な皮膚は、起き上がり動作で少し腕を支えただけでも皮がむけてしまったり、内出血を起こしたりします。高齢者の多い当院に勤務する職員には、パラフィンのような薄い薄い皮膚の方達に傷を付けることなくケアするための繊細な心配りと愛情が必要です。そんな方たちへの予防処置、スキンケア、テアが起こってしまった場合の対処法について指導します。

 

福祉用具を変えれば早く治る!ケアしやすくなる!~褥瘡関係福祉用具について~
 

褥瘡予防、治療には圧迫やずれをなくすケアが一番重要になります。マットレスやベッドにもさまざま機能があります。その機能を十分理解して患者様にあった福祉用具を選択できるようにします。

 

DESIGN-Rによる
褥瘡の評価
 

褥瘡の評価スケールであるDESIGN-Rで褥瘡の評価方法についてのお話です。日本褥瘡学会のガイドラインはDESIGNーRの評価が基本となっています。

 

胃瘻の管理
~医療介護の連携~

胃瘻の適応疾患、造設方法、合併症についてなど胃瘻管理、ケアの基礎知識についての学習です。食べることを支えるケアとして、嚥下評価や接触機能訓練、医療介護の連携についてにもふれていきます。

 

半固形栄養剤
 

半固形栄養剤の適応、特徴、取り扱いについてなど胃瘻管理の基礎知識とともに勉強します。

 

ストーマ装具交換についての基礎知識です。

尿管皮膚瘻の管理
フットケア(虚血肢)
 

同じ創傷であっても、血流の悪い型の創傷管理は全く別物です。足潰瘍特に虚血肢におけるケアについての勉強会です。

 

尿管皮膚瘻の適応疾患術式、術後の管理の勉強会です。

 

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