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​第3回 としま在宅医療フォーラム

2016年11月18日(金)「独居認知症患者の在宅見取りの一例-多職種連携と医療決定プロセス-
 在宅から当院、当院から在宅へとつなげた患者さんの症例報告会に、病棟の看護師さんや先生たちと行って行きました。
 この患者さんは、以前褥瘡患者さんの同行訪問でもご一緒させていただいた、豊島区訪問看護ステーションの所長、村崎さんも介入していた症例です。かかりつけ医の医療法人社団創生会 土屋医院の土屋淳郎先生が症例発表をしました。入院中から退院後までメディカルケアステーション(ICT)で情報交換しながら地域のスタッフと一緒に見ていた症例です。
 褥瘡を持つ認知症、独居老人の見取りについてとても考えさせられたました。知症症状が強く、食事も十分とらず、そうかといって点滴も嫌。通常であれば、本人に意思に反して胃瘻増設や中心静脈栄養を入れ、施設や療養型の病院に送られてしまうような患者さんです。しかし、土屋先生や村崎さんはじめ地域の多職種で連携できた結果、最後までその人らしく、自宅で過ごすことができました。ボランティアの方が訪問した時には、一緒に歌を歌っていた書き込みを見て、医療現場での見取りの限界を感じました。
 
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